アラフィフ父ちゃん日記

現在幼児2人の父です。中年パパの肉体的、精神的な苦労などを綴っていければと思います。

二男の発熱

ギリギリで回している現状の中、下の子(二男)が熱を出した。仕事場にいるときに妻からの電話。保育園から熱を出したと連絡が来たとのこと。すぐに迎えにいくことになった。前日も長男の一時帰宅があり休みを貰っていたため、あまり仕事は片付いていなかったが、仕方がない。

 


すぐに受診、と行きたい所だったが、このご時世、なかなか診察も受けられない。私が住んでいる街では、発熱外来を一手に引き受ける中核病院に電話し、そこでの指示を受けることになる。

 


熱が38℃程度だという事を伝えると、市で無料配布している抗原検査キットを用いて検査をして欲しいとのこと。ただし、発熱から24時間程度経っていなければ検査の意味がないそうで、次の日検査をするということになった。

 


コロナの可能性もあるため、二男と接触するのは私だけと決め、長男の方は妻と義母に任せることにした。食欲もなく、咳鼻水の症状はあるが、幸い元気ではあったのが救いだった。

 


翌日も熱は下がらず、抗原検査キットでの自宅での検査。二男はコロナ陽性にも一度なっているし、検査も幾度もしているため、キットを見ただけで号泣する。こちらが号泣したくなる。

 


泣き叫ぶ二男を羽交締めにし、なんとか鼻の穴に綿棒のようなものを入れた。検査の結果は陰性。ホッとした。妻にその事を伝えたところ、「来週水痘の予防接種を控えているから、かかりつけ医に連絡してちょうだい」と言われた。

 


かかりつけ医に連絡したところ、発熱外来を受診して欲しいと言われた。「抗原検査キットで陰性と出たんですけど」と言ったのだが、受診して欲しいという事だった。じゃあ何のための検査だったんだと思いながら、もう一度中核病院の発熱外来に電話。事情を説明した。午前9時30分頃に電話したが、14時15分にドライブスルー方式の検査場に来てくださいとのことだった。

 


車の中で昼寝している二男の鼻から検体をとり(当然二男は号泣)30分後、陰性の連絡が来た。その後ようやく受診。終わったのは16時を過ぎていた。

 


コロナ陰性がキットで出ている段階で、かかりつけ医は診れないのだろうか。何のための検査キットなのだろう。若干の腹立たしさを感じざるを得なかった。私の住んでいる街は未就学児の医療費は無料。春からは18歳まで無料になる。それは大変素晴らしいことなのだが、地域に小児科は2つ。いずれも評判は芳しくない。一つはお医者さんが傲慢で連れて行った母親を叱りつけることもあるとのこと、一つは予約優先でいつ行っても診てもらえない、と言った塩梅だ。

 


信頼できるかかりつけ医がいてこそ、安心して住むことができるというもの。少子化の中、地方の町には同じような状況にある自治体も多いと思う。難しい問題だが、今置かれている状況の中で何とかやるしかないわけであるが…。