アラフィフ父ちゃん日記

現在幼児2人の父です。中年パパの肉体的、精神的な苦労などを綴っていければと思います。

雪が降ってきた

この頃は比較的は暖かい日が続いていて、初雪が遅いなあと思っていたが、ついに雪が降ってきた。生まれてからずっと北国住まいの私であるが、雪は好きではない。

 

理由は一言で言うと、「コスパが悪過ぎる」これに尽きる。寒さ、雪に対する費用がかかり過ぎるのだ。

 

暖房、ガソリンなどの光熱費。車のスタッドレスタイヤやエンジンスターター。アウトドアブランドのダウンなどからもわかるが、温かい外套は高い。帽子や手袋、スノーシューズ。雪かきに使う道具…キリがない。

 

そして何より、無駄な時間が非常に多くなるのだ。雪が積もれば雪かきのために普段より早く起きなければならない。通勤時間も渋滞のため普段の何倍もかかる。勤務が終わってさあ帰るかと思っても、車に積もった雪を下ろさなければならない。

 

そして、片付けた雪も、溶かした雪も、何にもならない。産み出さない。黙っていればそのうち消えるものを、一生懸命寄せたり溶かしたり。時間をコスパと言っていいか微妙だが、とにかく不毛な時間が多過ぎるのだ。

 

そんな雪であるが、子どもは好きだ。何でなのだろう。テンションが上がるらしい。小学校に長年勤めてきた私だが、雪を見ると大体の小学生は興奮する。考えてみると、歩きで学校に行くわけだし、送ってもらうにしても自分が車を運転するわけでもない。雪かきのために早起きするのは親だろうし、光熱費が上がろうが、そんなの関係ないのだ。

 

雪玉を作って投げて、滑って転んで、服を濡らして…そんなことが楽しいのだ。それは自分自身が子どもと暮らすようになってやっと実感するようになった。私自身、子どもが雪ではしゃぐのを見たいからか、外に出るのを億劫だと思わなくなってきたのだ。

 

家族というのは大きいものだと思う。息子とスノーボードに行きたくて、雪が積もるのも前ほど嫌だと思わなくなった。

 

ちなみにウインタースポーツ、これも金が掛かる。私が子供の頃はスキーが主流だったが、新しいスキーを買ってもらえず、お下がりのスキーしかなかった自分は、新品のスキーを履いた友達を羨ましく感じ、あまり楽しめなかったような気がする。

 

今は、そんなに贅沢はできないが人並の生活はできている。子供にもある程度やりたいことはやらせてやりたい。何でもかんでもということではなく、本当にやりたいことであればの話だが。

 

プラスに捉えれば、雪が降るから近くの山でスノーボードもできるわけで、雪が嫌だと願ったところで雪が降らないわけではないのだ。

 

息子の病気がよくなり、運動の制限なんかもなくなって、スノーボードできるようになればなあ…と思う。