二男の語彙が増えるのはいいが…
二男の語彙がどんどん増えていく。
一日経つたびに、こんな言葉知ってたんだと思うのだ。
子供の成長というのはすごい。語彙が増えると自分の気持ちを表現できる幅が広がる。
しかしそのことで、今まで気づかなかった、私自身の言葉の癖がわかるのは難点だ。妻によく言われる「あなた、言葉悪いよ」。そんなことないよ、と思っているが、子供が使ってるのを聞いて、これは自分のせいだな、と思うことも残念ながらしばしばあるのだ。
ブラックジョークのつもりで言う言葉は、大人には受けが良いのだが、妻と息子たちの前では厳禁である。と言っても、それを無くすると自分らしさが無くなってしまうのだけど。
長男が自宅に一時帰宅して、賑やかな3日間を過ごした。兄弟の喧嘩もなかなかの言葉が飛び交う。二男も成長した。長男に言葉で負けていない。こと言語に関しては二男はなかなか成長が早いと思う。
そんな二男が、昨日、長男が病院に戻る際、「にいに、いなくなるのさみしいよー」と言った。
そんなこと言うなよー。
これまで聞いたことがなかったが、もしかしたら言いたくても我慢していたのかもしれない。3日もいれば、寂しさも増してしまうのもわかる。自分もそうだから。
語彙が増えていくのは喜ばしいことだ。ただ、時折自分の気持ちをドンピシャでつく言葉を二男に言われると、こっちの心が揺れ動いてしまうじゃないか。