アラフィフ父ちゃん日記

現在幼児2人の父です。中年パパの肉体的、精神的な苦労などを綴っていければと思います。

両親帰る、そしてこれまでを振り返る

しばらくの間手伝いに来てくれていた私の両親が帰った。

 

本当はもっと早く帰すつもりだったが、次男が体調を崩したこともあり、帰宅を延期してもらった。

 

彼岸に入っていることもあり、忙しい時期ではあるのだが、そこは無理してもらったという状況だ。

 

 

長男が入院してから5ヶ月。

 

いつもはひと月に一回は会っていた両親と会わない日が続いた。

 

両親にはこちらに来て力になりたいという思いは強くあったようだが、長い冬が来て、豪雪地帯の実家は雪掻きをしなければならず、暖かくなるのを待ってもらった。

 

その間もどかしい思いをしただろう。

 

今月来てくれて本当に助かった。みんな疲れていたし、長男もストレスを抱え、変化が欲しかったところだったから。

 

一度、長男が帰宅できた時があったので、みんなで会うこともできた。久しぶりに全員集まって、やはり嬉しかったな。

 

 

 

さて、ここまでの日々を少し振り返ってみよう。

 

義母と保育園の協力が無ければ私たちの生活は成り立たなかった。

 

お互いが仕事に行きながら、長男の日中は義母が、夜は私たち夫婦が付き添う。

 

次男は保育園に預け、夜は夫婦どちらかが見る。

 

これを4ヶ月ほど続けていたわけで、さすがに義母はきつかっただろう。

 

3月に入り、私の両親が来てくれて、少しは休めただろうか。

 

先の見通しが立たず、今の生活をしていいのか考えることも多くなった。時間と場所の融通が効く働き方を考えなくてはならないと、ずっと思っている。

 

ここで生活していて良いのか、別の環境が必要なのではないかと考えることも少なくない。

 

しかし、私たち家族のために親身になってくれる病院、理解ある職場、心配してくれる仲間、たくさんの支えがあることも実感した。

 

 

新たな発見もあった。

長男は絵が得意だ。私にはない絵心がある。

100ピースのパズルを1人で完成させた。なんでも自分でやろうとする粘り強さも身に付いてきている。

 

限られた空間ではあるが、人の優しさに触れ、友達もでき、季節の行事も楽しむことができた。精神的には成長していると思う。

 

 

これからどのくらいこの生活が続くのだろうか。

 

何も変わってはいないが、妻も私も開き直ってきている。

 

いずれは何らかの決断をしなければならない時期が来るかもしれないが、今はこのままやっていく。息子の回復を信じて。