妻と他愛もない話をしたい
クリスマスが近づいてきた。今年は寂しいクリスマスになりそうだ。長男の入院が延長となり、家族が分かれてのクリスマスとなることが確実だからだ。
先日、飲みに行けない寂しさを語ったが、妻と直接会って話をする時間が無いのも、なかなか厳しいものがある。
連絡事項はLINEでどうにでもなる。毎日たくさんのやり取りをしながら、お互いに用件を伝え合っている。だからとりあえずすごく困るということはない。
だが…
他愛もない話をしたいと思う。この生活の愚痴もあるだろう。仕事の悩みもあるだろう。欲しいものの話、面白かったこと…そんな話をする時間が欲しい。時間に迫られることなく。
他に話せる場所があるならいいが、職場、家、病院しか行くことのない生活。そういう場所は無いのだ。
発散の手段を奪われて、苦しい。いい人でいられないときだってあるんだよな。
仕方ないのはわかっているけど。
このままの生活が、まだまだしばらく続くことになるため、年を越すことになる。
私の知らないどこかで、難病の子を持つ親はもっと辛い思いをしているかもしれない。自分がこの立場になってそんな思いを抱くが、本当の気持ちは理解できない。所詮当事者にならないと実感しないのだ、と強く思う。
自分も含めて。
だからこそ、共感できる相手と話をしたいと思うのだ。
ある意味、このブログがその役目を果たしているのかもしれない。どこかで自分のことを知って欲しい、理解して欲しいと思っているかもしれない。
こんなことを書いているが、妻の方は全くそんなこと思っていないだろう。単純に子供の心配だけで、自分に会いたいとかは思っていなそうだな。
まあ昔は一人で年越しをしたこともあった。どちらかとはいえ、子供と一緒に居れば、面白いことも楽しいこともある。これは幸せなことだと思う。
今のこの現状も、あとで笑って振り返れるようにしていければいいのさ。