どこで覚えたダチョウ倶楽部
2022年も多くの有名人の方が亡くなった。
亡くなったことが残念だった方はたくさんいたが、個人的にショックが大きかったのは、
3人。
1人は安倍晋三元首相。
衝撃的な事件であった。自分が生きてきた中では最も政治家らしい政治家だったように思う。揚げ足取りの大好きな日本という国の中で、言いたい事を言って何が悪い、という筋が通った感じが、良くも悪くも政治家らしかった。
2人目はアントニオ猪木氏。
私はプロレスが好きだ。自分の世代(40代)のプロレス好きはわかると思うが、まあ、猪木か馬場かの論争や、様々なプロレス界の事件などについて語るのが好きだった。自分は馬場派でどちらかというと全日本好きだったが、新日本のドーム興行には何度も足を運んだ。地元の興行にも毎回出かけた。私の青春だった。
そして3人目。上島竜兵氏。
ダチョウ倶楽部はずっと好きだった。一つのことをやり続けるブレない姿勢。見れば単純に必ず笑っていた。上島氏が自ら面白くしていたのもあるし、周りが竜ちゃんを面白くさせていたのもあるだろう。それは上島竜兵という人の、隙の作り方のうまさではないかと思う。でも、幾多の葛藤があったのだろう。本当にショックだった。
隙のない人は面白くないし、先輩なら苦手だ。
自分も適度な隙を作って人と接したいといつも思っている。
意識したことはなかったが、上島竜兵氏を好きだった理由が改めてわかった気がする。
そんな2022年が終わり、もう今は2023年になって15日ほどになる。
なぜ今になってこんな話題を持ち出したかというと、ちょっと驚くことがあったからだ。
長男の付き添いで病院にいる時に、妻からLINEで二男のこんな動画が送られてきたのだ。
なぜ?ダチョウ倶楽部を知っているのだ?
それより、なんだ?ダダーーンって?
俺はダチョウ倶楽部のネタで知らないものがあったのか?
頭がパニック状態になった。そして笑った。
保育園で覚えてきたらしいが、「ダダーーン」は謎のままだ。
子供って時折予想外なことをする。それがやはり面白い。