たまるカーズトミカ - アラフィフ父ちゃん日記

長男はとにかくキャラクターものが好きだ。いわゆる男の子が好きそうなキャラクターものだ。

私も妻も、できればそういう方向にはさせたくなかったのだが（シンプルが好きなので、キャラクターの服や道具を使わせたくない）、見事に期待を裏切ってくれた。

そんな息子の問題は、割とすぐに飽きる、ということだ。

登場人物の名前をほとんど覚えるくらい夢中になった。そこで私たち夫婦は機関車トーマスのプラレールを買ってあげたが、それがきっかけとなり、新しい種類を欲しがるようになった。祖父母にねだりながら買ってもらうなどして増えていき、今では大きな箱にぎっしり詰まっている。

しかし、飽きた。ある日からぱったりと遊ばなくなった。

次にハマったのがトイストーリー。

実は私はディズニーとかピクサーとか全く知らなかった。これは個人差があるのだろうが、私は教員をやっていて普段から子供を相手にしている分、子供の興味のあるものから、プライベートでは距離を置くようにしていた。だから最近になって初めて見たのだ。

これはハマるのはわかる。

子供ができ、年も重ねて涙もろくなっていることもあるが、今更ながらよくできた物語だなと思う。

そして、息子はバズ・ライトイヤーの人形を欲しがった。これが高い。ずっと我慢させていたが、保育園の運動会が終わって、頑張ったねというご褒美で買ってあげた。息子は大喜びでしばらく遊んだ。

しかし、飽きた。ある日からぱったり遊ばなくなった。

そして戦隊モノや仮面ライダーが好きになった。これらの物語は困ったことに道具がしょっちゅう進化する。今も毎週見ているが、その度におもちゃを欲しがる。変身ベルト、武器の刀、杖のようなもの…とにかく何でも欲しがるのだ。

最初は遊んでいる道具も、次のものを買えば遊ばなくなり、そして飽きる。高かったのに…

一応、どれも大事にはしていて、「これもう遊んでないからいらないよね。あげていい？」と言うと「だめ！大切にしているからだめ！」と言う。

おいおい、遊んでないでしょ。

ただずっと箱に入っているだけじゃん、場所取るから処分したいんですけど…

と言うのが私の本音だ。

ただ、そんな息子が2歳の頃から、今だにハマり続けているものがある。

カーズである。

何度か離れるのではあるが、すぐに戻ってくるのである。私も小さい頃から車が好きだった。実際、物語も良くできているなと思う。

そしてカーズトミカをとにかく欲しがるのだ。

トミカは単価がそこまで高くないので、買いやすいといえば買いやすいのだが、数が多くなるとそれはかなりの出費となる。ちょっとずつ増えていき、これどこが違うの？と言うモデルもたくさんある。

今入院していることもあり、知り合いからプレゼントでいただくことも増えた。もうコンプリートしそうな勢いだ。

クリスマスには絶版になっているモデルを妻がメルカリで入手していた。息子は「これはどうして箱に入っていないの？」と言ったらしいが。

まあ、飽きずに長く遊んでいるので、まあ、よしとしよう。