アラフィフ父ちゃん日記

現在幼児2人の父です。中年パパの肉体的、精神的な苦労などを綴っていければと思います。

数値の悪化

久しぶりに病院での付き添いだ。尿蛋白が出て、長男が元気でいるか、本当はどういう気持ちなのか、気になっていた。

 

結果的には、何も変わらない姿を見せていた。自分が到着した時は、病棟でお友達になった子の部屋で遊んでいた。妻が早く出ないとダメだよと嗜めていたが、息子はいつものように言うことを聞こうとしない。

 

元気そうだな、と思った。これがいつものやりとりだから。

 

 

何とか息子を説得し病室に入った。病状などを記録するために妻が用意したノートを見る。再発が濃厚だと聞き、妻が泣いたのは知っていたが、息子も泣いたらしい。回診の先生達が病室を出た後、2人で泣いたそうだ。息子に聞いてみると、「うん、泣いたよ。だってお家に帰れなくなるってわかったから」と言った。自分なりにちゃんと理解している。そして今は冷静に振り返っている。切り替えができたのだろうか。

 

トイレに行くと、息子は全量採尿しているので、今日どのくらいおしっこをしているのかがわかる。本当に少ない。今は午後5時なのに、いつもの1回分くらいしか溜まっていない。調べてわかっている情報の、悪い部分がことごとくあてはまる感じだ。

 

食欲も減退しているようだ。薬が効いていた頃は、副作用の一つとして挙げられていた食欲の増進が見られた。とにかく来たらすぐに食べ、あっという間に全部食べていたが、今はやっと食べている。全部食べられないようだ。

 

 

うーん、どうしたものか…

 

いろいろな思いが巡る。このまま何の目処も立たない状態が続いて行くのだろうか。日中任せている義母も限界が近づいている。介護休暇を取らなければならないか…しかし限りがある。年度末も来る。人事の異動もあるかもしれない。夫婦2人ともだ。

 

今回の入院がいつ終わるかということと同時に、今後もいつ再発してもおかしくないという実情がある。であれば、私の実家のある街なら、自分の両親がいる。私の父には車もあるし、1人増えればその分負担は減る。今から希望を出して転任できないか。無理だよな。

 

自分が退職して妻はそのまま公務員として働き、時間を融通したいと思っているが、私自身も稼がなければならない。自分に何ができるか…

 

答えがなかなか出ない。覚悟はある。しかし、息子の状況が変わるたび、心が揺れる。日々考えが変化するのだ。まあ、まずは今だ。今をどう乗り切るか、知恵を絞っていかなきゃな。