自分には友達がいないのかもしれない
今悩んでいることはたくさんある。
ほとんどは息子の病気がきっかけになってはいるのだが。
家族バラバラの生活。
夫婦の会話の減少。すれ違い。
時間的な面で完璧にこなせない仕事。
職場の中での微妙な立場。
職場の懇親会に参加できないことに対する疎外感。
転職に対する不安。タイミング。
行きつけの店に出掛けられない寂しさ。
友人に会えない孤独感。
こうやって挙げてみると思うのは、自分という人間は、調子が良い時はいいが、いざ自分がピンチになった時に頼るところって無いなあということだ。
プライドが邪魔をしているのだが、結局は弱さを見せられる相手がいない。
本当の意味での友達がいないのかもしれない。
俺は。
友達に会うにしても、自分がカッコよく見える場所や相手を選んでいる。
仕事にしても自分がよく見られるようにして、弱みは絶対に見せない。
それが自分のポリシーだからだ。
自分には取り柄がない。
これだけは誰にも負けないというものがない。
総合力で勝負するしかないと思い続けてきた。
全体の雰囲気を磨くことでなんとなくできる感を出し、これまでやってきたんだ。
その結果。
悩んでいることはあるが、それを言える人がいない。
そんな相手がいたところで、悩みを言ったところで解決するものではないとわかっているし、だからそんなものはいらないと思い続けてきた。
うーん、間違っていたかな。
妻を見ていると、友達に囲まれている。楽しい時も悲しい時も悩んでいる時も一緒にいれる友達がいて羨ましいなと思う。
妻が一番悲しんで、悩んでいる。
自分が一番力にならなくてはいけないはずなのに、なんだか自分が一番足を引っ張っているような。
さて、切り替えないと。
連休はリフレッシュできる時間がいくらかは取れそうだ。
エネルギーを貯めて頑張れるようにしないとな。