感染症を防ぐために
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コロナに対する社会の不安も、かなり薄まってきた昨今。
年度末も近づき、歓送迎会のシーズンとなる。
今年はある程度自粛ムードも弱まり、私の職場でも行われることになった。
今の若い人達は職場の飲み会などは好きではないのかもしれないが、私は好きだ。
職場の飲み会も好きだ、と言った方がいいだろうか。
友人との飲み会はもっと好きだから、基本的にそういう場が好きだということだ。
職場の飲み会は、フランクな雰囲気で普段の感謝を伝えられるということが大きい。
世話になった時などの感謝の気持ちは、当然職場で伝えてもいるのだが、かしこまった感じとはまた違う、打ち解け合う感じがいいのだ。
今後の仕事もやりやすくなる感じがする。
そんな行きたい飲み会だが、今回は我慢だ。
長男が入院がしている今、デリケートな状態は続いている。
免疫抑制剤を服用している息子は、感染症にかかりやすい状態にある。
普段から会っている職場の飲み会とはいえ、宴会ともなれば普段のような感染対策をするわけにはいかない。
自分がなんらかの感染症になれば、その皺寄せが妻や義母に行く。
二男の面倒も見れなくなる。
そして何より、長男に移すわけにはいかないのだ。
自分は特に取り柄のない人間だ。
だからこそ、人とのコミュニケーションで信頼を得るための努力をしてきた。
仕事中も同僚と建設的に話し合う場面を作るよう心掛けてきた。
飲み会でも仲間を大切にしようと心掛けてきた。
そんな私は今年、職場での少し立場が変わり、指導的役割も果たすようになった。
だからこそ、同僚とのコミュニケーションには特に力を注いできたが、息子のことで退勤時刻も早くなり、最近はあまりできていない。
飲み会にも出れず、なんだか距離を感じるようになっている。思い過ごしかもしれないが。
まあ、職場には代わりがいる。
家族に代わりはいない。
二男に
「とうちゃん、いやだ、あっちいけー」
と言われようが、
長男に
「一緒に泊まるのはママがいいー」
と言われようが、
妻に
「なんか臭いよ、加齢臭じゃないの」
と言われようが、
…家族のために。