初のキャラ弁作り
次男の遠足の日がやってきた。
私は眠りが浅い方だ。歳を重ねるに連れその傾向は強くなっている。
子供と一緒に布団に入るため、寝るのは21時前後。
早い時にはその日のうちに目が覚める。
その日のうちに目が覚めた時はもう一度寝直すのだが、大体は午前2時前後に目が覚める感じだ。
そしてそこからぐだぐだスマホを見たり、一旦起きてブログを更新したりする。
そのまま起きることもあるし、もう一度寝ることもある。
従って、弁当を作るため早起きする必要があるものの、私の場合はいつも通りであれば黙っていても早起きするのだ。
前日の晩。
一応、3時にアラームを掛けた。
念のため、だ。
結果。
午前1時に目が覚めた。いつも通りと言えばいつも通りだ。
しかし、何となくもう一度寝てしまうと起きれないような気がしてくる。
これは緊張というやつだろうか。
スマホでYoutubeを見たりゲームをやったりして、3時前に起きて作業開始。
なぜピカチュウなのか。
ネット上に情報がたくさんあるからだ。
世の中の器用な皆様のお力を借りなければ、絶対にこのミッションは成功しない。
ピカチュウは黄色い。
黄色は卵で表現できるから私も取り組みやすいのではと思っていた。
オムライスのようにして薄焼き卵で囲むらしい。
これならできるのでは。
家にピカチュウのグッズは特にないが、知っているキャラクターだし、こないだおもちゃ売り場でピカチュウの人形を欲しいと言っていた。
そんな感じで決まったのだ。
さて、
まずはモンスターボール作り。
ちなみに私はポケモンはほぼ知らない。
そんな私でもモンスターボールは知っている。
調べたところによると何種類か作り方があり、今回選択したのはトマトとうずらの卵で作るパターン。
なるほど、乾燥パスタで留めるのか。時間が経つと柔らかくなるからいいらしい。
初めて知った。
海苔で巻いてチーズで丸をつけて完成。
結構上手くできている。
さあ、いよいよピカチュウだ。
オムライス作りは特に問題無いのだ。
形づくりのコツを見ると、ラップでしっかり成形することが大事らしい。
お、ここまでは意外と順調じゃん。
我ながらこれはいける。
そう思ったが。
顔のパーツを切る作業が…とにかく大変だ。
海苔を小さく細かく切ることがこんなに難しいものだったとは。
完全に舐めていたな。
妻が言っていた。
「言っとくけど、キャラ弁は難しいぞ」
なるほどな、こういうことだったんだな。
パーツの切り方、パーツの置き方でピカチュウがピカチュウではなく、なんか得体の知れないキャラクターの表情になるから不思議だ。
何回か試行錯誤して…
完成。
いやー、よくできているのではないか。
午前5時25分。
私の1日はここで終わった。笑
この後の出勤はもはや惰性でしかない。
1日分のエネルギーを注ぎ込んだのだからね。
さあ、次男は喜んでくれるだろうか。