謝ってばかりの日常
なんだか、最近は謝ってばかりだ。
もともと私は自分中心に物事を考えるところがあり、謝ることは好きでは無い。というより、できれば謝りたくないし、相手や状況が悪いからだ、謝る必要ないじゃないかと思考するところがあったぐらいだ。
そんな私も、近頃は変わってきている。
仕事でもプライベートでも、謝ることに抵抗を感じなくなってきたのだ。
まあ、本当は少し抵抗を感じてはいるのだが、うまくバランスが取れるようになったといえばよいか。
まずは仕事面。
自分の今の立場は同僚の指導をしつつ、運営全体を任される立場だ。ミスは少なくするように心がけてはいるが、それでもたまにはミスをする。
そんな時は一人一人回って、思いっきり謝罪している。「ごめんなさい!」とはっきり言っている。
その方がスッキリすることに気がついたのだ。一番良いのは相手に指摘される前に謝れればベストだ。
今の自分は立場上は上にはあるが、同僚に私の考えを理解してもらい、動いてもらってナンボだ。同僚の協力が無ければ私の仕事は成り立たない。
年上でも年下でも、仕事上の話であれば関係なく頭を下げるようにしている。
逆に、仕事を離れた話をする時は、私は年上や年下をあまり考えずに会話しているかもしれない。
自惚れかもしれないが、何となくそれで職場の同僚との関係は良好に築けていると思う。
次は家庭での話。
これも謝ってばかり。この謝ってばかりは、先程の仕事面のような戦略的な要素は全く無い。
本当にごめんなさいと、心がズキンと痛んだり、ズーンと悲しくなったりするのだ。
私は自分中心にものを考えるところがあると最初に言ったが、それを妻は思い切り否定する。そして確かに的を射ていることがあるのだ。そんな時は本当に惨めで悲しくなる。
加えて、自分に自信が無くなってきているところもある。
きちんと記憶してなかったり、自分の考えを否定されたりして、頼りにされてない、当てにされていない、信頼されていないと感じる時があるのだ。
自分の感覚が違うと否定されることが多いので、自己肯定感が下がっている。
最近「ありがとう」と妻に言われたことはあったかな…
まあ、別々に暮らしているようなものなので、無くても当たり前か。
基本的に連絡事項のやり取りが多くなってしまい、それをうまく遂行できなくて謝るというパターンに陥っている。
自分も含めて、今の家族の現状もあり、心に余裕が無い状況だ。
LINEだとしても、連絡事項ではなく、なんでもない話題でやり取りしてみようかな。
この考えも否定されそうだが(笑)。