アラフィフ父ちゃん日記

現在幼児2人の父です。中年パパの肉体的、精神的な苦労などを綴っていければと思います。

長男が医者になると言い出した

ネフローゼ症候群で入院している長男。

 

もう入院生活は4ヶ月を超えた。

 

こうやって改めて数えてしまうと恐ろしくなってくるが、日々のことに追われて生活していると、「慣れ」のようなものも感じてきていて、週末に長男と病院でずっと過ごすことも、平日に二男とバタバタの生活を送ることも、どちらも日常になっている気がする。

 

 

とはいえ、まだ先の見えない現状の中で、長男は頑張っている。

 

現在点滴は取れているのものの、これまでの跡が腕には残っており、青くあざのように腫れた血管は痛々しい。

 

 

そんな中、長男が医者になると言い出したらしい。

 

理由を妻が聞いたところによると、「チクするため」だそうだ。

 

「チク」はお察しの通り、注射針のことだ。

 

 

これまで散々「チク」されている長男。自分が針を刺す方に回りたいのだろうか。

 

 

子を持つ親になって、我が子がどんな職業に就くか考えることも当然ある。

 

自分の仕事、教員。これは絶対に薦めないな。長い労働時間、指導が難しい子供たち、無理難題を言ってくる保護者…。精神的に良くない。今の現状では割に合わなすぎる。

 

医者か…。お金がかかるな…。まあ、それより能力があるかどうかが問題だ(笑)。

そして自分たちが患者サイドになって思うが、患者もめちゃめちゃ勉強するし、詳しく調べることが可能な時代だ。医者もやりづらいだろうな。

 

 

 

今は、直接人を相手にする仕事はリスクが高いなと思う。

 

やりたくて能力もある人が、リスクを避けてその仕事を回避する、というのが今の現状なのではないか。

 

その結果、能力ややる気に欠ける人材を採用するしかなくなり、それがまた負のループを生む、と言ったことにつながっていないだろうか。

 

本来最も大切にされるべき職業の多くが、軽視されている時代だなと思うことが時々ある。

 

 

まあ、息子が職業に就くのはまだ先の話だ。その頃はどうなっているか、未来はわからない。

 

私としては、今の息子にYouTubeをやってもらって、稼いで欲しいと思っているのだけれど(笑)。