アラフィフ父ちゃん日記

現在幼児2人の父です。中年パパの肉体的、精神的な苦労などを綴っていければと思います。

転院を少しでも楽しいものにするために

ネフローゼ症候群で入院している長男に付き添う生活が始まって5ヶ月が過ぎた。

 

これまでは、平日は妻が、週末が私が基本的に寝泊まりするという形でやってきたが、ここ数日は自分が寝泊まりするようになっている。

 

3月は人事異動の季節。

私は転勤しなかったが、妻は転勤となった。

 

妻の業務の内容はただでさえ年度末や年度始は忙しい。そこへ転勤と来たから流石に仕事に専念しないと回らない状況になったのだ。

 

さらに大学病院への転院も迫り、時間のない日が続く。

 

予定では3月30日から大学病院に入る予定だ。このまま状態が変わらず入院できれば、1泊2日で治療を終え、早めに帰ることができそうだが、そこはまだ予断を許さない。

 

とにかくその日までに仕事をしっかり目処をつけないとと思い、少し焦っている。おそらく妻はもっとそうだろう。

 

 

本来であれば、妻か私かどちらか一人がついていけば良いのであるが、今回は私が望んで家族全員で出発しようと提案した。

 

大学病院までは車で3時間以上かかる。

 

私の実家はその途中の街にあり、ここから2時間ほど。

 

であれば、入院の前日に私の実家に入り、そこから大学病院へ私が妻と長男を送り、終わったら迎えに行って、みんなで帰ってきたらどうか、と妻に提案したのだ。

 

私は大学病院のある街に住んでいたこともあり、慣れているということもある。

 

 

ただ、そんなことよりも、少しイベント的にすることで、治療のための移動が、明るく楽しいものにできそうだと思ったのだ。

 

実際、長男が入院してからは、私はこの街を一歩も出ていない。妻だけが大学病院のカンファレンスを受けに一度出ているが、もちろん長男も次男も一歩もこの街を出ていないのだ。

 

久しぶりの家族でのお出かけ、なのだ。目的はともかく。

 

息子も人見知りなところがあるから緊張しているだろう。

 

私の実家に一晩泊まることで少しでもリラックスできればいい。

リラックスし過ぎてはしゃぐと体には良くないので気をつける必要はあるが。

 

自分が思い描いた形で出発することができ、治療もうまくいき、今後に希望が持てる形で帰ってこれれば良いが…

 

そのためにはまず仕事を片付けてしまわねば。